ぼちぼちと行きまひょか
あわてたら あきまへんでぇ。「せいては事を仕損じる」って昔の人がいうてはりまっせ。ほやさかい、ぼちぼち歩いて、の~んびりと人生を楽しみまひょ。
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二上山は有名な製鉄所だった? 「二上山とはこんな山ですよ」と、二上山について簡単に説明しようと思って書いた、前回の記事に「エルコ」さんという方から、初めてのコメントを頂きました。 それによると、最近京都市と長岡京市境界付近にある石器時代の竪穴住居跡から、二上山産の石が発見されたが、その石というのは「古銅輝石安山岩(=サヌカイト)」で、刃物や刃物にする前の原石(石核)だそうです。 エルコさんのブログを見ると、この石の写真が載っていました。(ここをクリックするとエルコさんのブログにジャンプします)今から3000年も前に、二上山産のこの石は各地に運ばれていたそうですが、3000年も前の石器時代だからこそ、この石が貴重だったのでしょう。 僕は何年か前に、羽曳野市の近鉄古市駅近くにある「翠鳥園遺跡公園」を見に行って、二上山の石から、その遺跡で刃物が作られていたと知りました。そうすると、、刃物を作る石が採れた二上山は、さしずめ現在の製鉄所のようなものか、とその時思いました。(詳しくは羽曳野市役所のHPから「翠鳥園遺跡公園」を見て下さい。) 古市は二上山から5キロほどの所なので、二上山産の石がそこにあっても不思議に思わなかったのですが、この石が各地に運ばれていたとなると、二上山産の石から出来た刃物は現在のゾーリンゲンのようなブランド物だったのでしょう。となると、当時の二上山は有名な製鉄所ってことになりますか? それにしても3000年も前に、この原石を岩から掘り出し、京都まで運んだというのですからビックリします。生活の道具を作る貴重な石なので随分高価だったのでしょう。 二上山の石は石器の刃物だけではないようです。昨日、二上山の登山道でこんな看板を見つけました。 「何、高松塚の石棺?」と思いながら早速、矢印の方向へ少し登りました。 おお、正に「石切り場」だ。 そして、もう少しで石が切り出せるのに、と思われるような 切り出しの途中の石が、生々しい形で残っていました。 いやあ、驚きました。あの有名な高松塚古墳の石棺はこの二上山の岩から削り取って運んだのでした。それにしても、ここから竹之内峠を越えて明日香までは、20キロ近くはあると思えるのに…。それこそ、どのようにして運んだのでしょうか?時代が違うとはいえ、石器にしたサヌカイトとは大きさが違い過ぎます。 まあ、明日香の石舞台の石に比べたら、石棺位何でもなかったのかも知れませんが? そんなこと考えながら頂上へ登りました。残念!お天気のいい日には、大阪湾の先に淡路島や六甲の山なみが見えるのに、今日はかすんでいて遠くは見えません。 頂上からの大阪方面の眺め 奈良県側は、もっとかすんでいてサッパリ駄目でした。奈良県側の写真が撮れなかったので、又日を改めて登ろうかなと思ったとき、同じことなら日の出の写真を撮ってみよと、ふと思いつきました。それで今朝、早速出かけました。 6時37分。少し高い所に黒い雲はありましたが、大和三山の向こうにきれいな朝日が昇りました。 (写真をクリックすると、拡大します。) 凄いことです。連続となると、雨の日も風の日も、そして旅行にも行かずに登ったのでしょう。この人たちにポットに入れた熱いコーヒーをご馳走になりましたが、これは本当に美味しかったです。 日が少し昇って、大和三山の一つ「畝傍山」の傍らに煙が見えました。 仁徳天皇は民のカマドの煙が少ないのを心配して、減税したと伝えられていますが、天皇はこの煙を見てどう思うでしょうか? この煙は朝早くからしっかり頑張っている「大和高田市の清掃センター」の焼却炉の煙でしょう? (明日香村は畝傍山の向こうの奥になります。)
by nijyouzannokotori
| 2007-02-27 21:57
| 二上山
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