ぼちぼちと行きまひょか
あわてたら あきまへんでぇ。「せいては事を仕損じる」って昔の人がいうてはりまっせ。ほやさかい、ぼちぼち歩いて、の~んびりと人生を楽しみまひょ。
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天狗塚で、360度の展望は本当に素晴らしかった。いつまでも眺めていたいが、ここから、三嶺までのコースタイムは3時間15分だ。そして、2時間半かけて下山し、3時35分のバスに乗らなければならない。時計を見ると、9時45分だった。これでは、ゆっくり休む訳にはいかないので、すぐに出発した。 天狗塚を後に、天狗峠に向かう二人。リュックがないので速い、速い。こちらが写真を撮っている間に、どんどん先を行き、置いていかれそうだ。 振り返って、見納めに天狗塚をパチリ。 お亀岩に、置いていたリュックを担いで、西熊山に向かう。リュックがあるので、この登りは結構しんどかった。あんなにいいお天気だったのに、少し雲が出てきたようだ。 三嶺も、少しは近づいてきたようだ。雲があつくなってきて、景色が冴えなくなった。 西熊山からの三嶺 もう一度、天狗塚を振り返った。地蔵の頭の横に天狗塚の頂上が…。 あ~疲れた、休憩!空が明るくなってきたのが嬉しい。 疲れたので、横着をして腰を下ろしたままパチリ。ご覧の通り、この付近は歩きやすい道だった。 西熊山と三嶺間の最低鞍部にて 三嶺は、自然保護のため、登山道の笹を刈っていない。 登山道の大部分は、ご覧の通りの状態だ。大きな岩や段差が隠れているので油断が出来ない。 足許が見えないので、手探りならぬ「足探り」で進むので、速く歩けない。 さあ、三嶺まであと、ひと登りだ。 1時10分、ようやく三嶺に着いた。 さすがは、人気の高い三嶺だ。 あまり広くない頂上は、人がいっぱいで、大勢の人がお弁当を食べていた。 お弁当中の女性のTシャツにこんなきれいな蝶がとまっていて動かない。 写真を撮りながら、ひょっとしてTシャツの模様かな?と思ったほどだ。 うわあ!あんな所から、よくも歩いてきたなあ。 振り返ると、はるか遠くに天狗塚や牛の背がかすかに見える。 三嶺の頂上から、徳島県側に少し下った所に「三嶺ヒュッテ」があった。 この付近から見る、三嶺ヒュッテは絵になる。 惜しむらくは、この空と雲。まったく気に入らないが…。 下山の途中に、ヒュッテを覗いてみたら、ここも広くてきれいだ。 すでに大学生らしい10名ほどのパーティが休憩していた。彼らは、今夜はここに泊まるようだ。 さて、我々はバスの時間を気にしながら、名頃のバス停に向かって降りた。 バス停に着いたら、ちょうどいいタイミングで「東祖谷山村(ひがしいややまむら)」の村営バスが来た。と、思ったら違っていた。「三好市」の市営バスだった。 そうだった、ここも今年の三月から、池田町などの6ヶ町村が合併して「三好市」となったのだ。それにしても、平家の落人伝説の残る、かずら橋で有名なあの「祖谷(いや)」が市になったのか。 今夜の宿「いやしの温泉郷」は5~6キロ先のバス停から、2キロほど寄り道になる。 いやしの温泉郷も、このバスも同じ市営だ。そうすると、ひょっとしたら、このバスは温泉郷に立ち寄るのでは? 運転手さんに尋ねた。 よほど我々が疲れているように見えたのだろう。「温泉郷には立ち寄らないが、温泉郷に宿泊するのだったら、迎えにきてくれるよ」と、バスを止め温泉郷に電話をしてくれた。 バスの乗客は我々3人の他には、三嶺から下山して我々と同じバス停から乗った、男性一人だけだったのだが、この電話は有り難かった。 迎えの車に乗って、「いやしの温泉郷」に着いた。あ~あ疲れた。 ここが、客室の前の廊下。なんだか、江戸時代の牢屋の雰囲気だ 右側に客室はある。 入ってみたら、本当にきれいな和室だった。 牢屋なんて言ってゴメンナサイ。 お風呂は、いい温泉で、ゆっくり入った。 そして、しゃれたお料理は美味しかった。 ぐっすり眠って疲れも取れた。さあ、今日は「寒峰」に登るか、と温泉郷の女性に登山口まで送ってもらった。 この写真は、天狗塚から撮った、登山口のある「奥の井」の集落だ。 写真では判りにくいが、かなり急な山の傾斜地にある集落だ。 斜面にジグザグにつけられた車道を、車は登った。集落の神社の前に「安徳天皇終焉の地」と書いてあった。 壇ノ浦で海に沈んだといわれるあの「安徳天皇」が?と、実家がこの集落にあるという、車を運転している女性に聞いた。「そうです、ここではそうゆう風にいわれているのですが、どちらが本当なんでしょうかねえ」と笑った。 平家を滅ぼした義経が、蒙古に逃れて「ジンギスハーン」になった、という伝説があるのだから、安徳天皇がこの地で亡くなったという伝説があっても不思議ではない。さすがは平家ゆかりの土地だ。 福寿草の咲く早春には、登る人が多い「寒峰」も、今の時期は登る人が少ない。登山道は雑草が茂り歩きにくかったが、ようやく11時半に寒峰に着いた。 寒峰からの「矢筈山」方面 そして、下山口の落合峠分岐からの見る寒峰 下山道も荒れていたが、予定時間を少しオーバーして無事に下山した。ホースから流れる水を使って、汗を拭き着替えを済ませたら、バスが来た。おまけに、この池田バスターミナル行きのバスは、途中の大歩危付近まで我々3人の貸切バスだった。 ご愛読有り難うございました。
by nijyouzannokotori
| 2006-09-17 10:26
| 山歩き
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