ぼちぼちと行きまひょか
あわてたら あきまへんでぇ。「せいては事を仕損じる」って昔の人がいうてはりまっせ。ほやさかい、ぼちぼち歩いて、の~んびりと人生を楽しみまひょ。
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「楽しい一夜が明けて」と、云いたいところだが、夜が明ける前に目が覚めた。 昨夜、楽しく酒を飲み、楽しい語らいをして、ぐっすり眠ったのですっきりした目覚めだ。 時計を見ると、まだ4時前だった。同じタイミングで「MONさん」、「進ちゃん」も目を覚ましたので、ごそごそとシュラフ(寝袋)から這い出して、再び焚き火を始めた。昨夜の余韻を確かめ合いながら、MONさんが入れてくれた熱いコーヒーを飲んだ。 考えてみたら、秋といってもまだ9月の初旬だ。この暑い時季に、なんで焚き火?なのだろうが、あの日が、たまたま涼しかったのか、それともヒュッテが、標高980メートルの高い所に建っていたせいか、とにかく焚き火にあたっていて気持ちのいい気温だった。 焚き火にあたりながら、MONさんが朝食の準備をしてくれている間に、小屋の外に出て空を仰いだ。「嬉しい!今日もいいお天気になりそうだ。」 木々の梢がさえぎって「満天の星」とはいかないが、梢の合間に大きな星がいっぱい輝いていた。 別棟のトイレに行った。もちろん水洗ではないが、きれいなトイレだ。壁に貼紙がしてあり、その下にティッシュのような箱が置いてあった。貼紙には「紙類は分解しにくいので、使用済みのトイレットペーパーはお持ち帰りください」と書いてあり、箱の中には小さな黒いビニール袋が入っていた。 小屋の前に、こんな案内板があった。 このヒュッテは90年に建てられたのか、すると築後16年だ。それにしては、きれいにしている。 これまで、大勢の人がこのヒュッテを利用したのだろうが、ここに書いてあるように、皆が大切に使ってきたのだろう。 我々も、来たときよりも美しくして出よう。備え付けのホーキで掃き、消火と戸締りを確認して6時に出発した。 ここからは、渓流に沿って自然林の中に登山道は続いている。ブナやミズナラの間に、すべすべした赤い木肌のヒメシャラが美しい。ツガやモミの針葉樹もある。 「三嶺は高知県側から登ってこそ、値打ちがある」と、高知県のどなたかのホームページに書いてあったのを思い出した。 僕は、まだ徳島側から登ったことはないが、丸みのある滑らかな岩の間を流れる清流や、この美しい自然林を見ていると、この人の発言が、単なる身びいきな「お国自慢」とは、思えなくなった。 1時間半ほど歩いて、樹林の中にシラビソが混じり始めた付近から、急な登りになってきた。ヒーヒー息を切らしながら登っていくと、稜線が見えてきた。 看板には「おかめ岩避難小屋」と書かれていたが、避難小屋と呼ぶには、立派過ぎる。 中に入ってみると、随分広い。 そして、明るくてきれいな部屋だ。 建てられて10年以上も経っているのに、 木の香りがプンプンしていた。 ここでも長い間、皆が大切に使ってきたのがよく判った。 前室には、こんな立派なストーブが置かれていた。 何でも、北欧製の物だそうだが、小道具もキチンと掛けられ、よく整頓されていて気持ちがいい。 このヒュッテのすぐ上が、お亀岩のコルで三嶺に続く稜線だ。「やったあ、やっと着いたあ」と稜線に立った。この向こうに三嶺はあるが、ここは少し低いので、ここからは見えない。 これから、行く天狗塚はこの向こうにあるのか?地蔵の頭方面の眺め。 道は、左の潅木の中に続いているようだ。 お亀岩のコルから、もう一息登り、潅木帯を通って、綱付森への分岐まで来た。 振り返ると、はるか遠くの雲の下に、三角形の「三嶺」が見えた。 天狗峠(イザリ峠)からの天狗塚の眺め。 左の天狗塚と 右は「牛の背」 群生している低木は「コメツツジ」と「ミヤマクマザサ」 急な登りを駆け上がり(?)、天狗塚に着いた。 ここから眺める、三嶺はカッコイイね。 天狗塚から見た、牛の背。 いかにも、牛の背という名にふさわしく、大きくてゆったりとしている。 足許には、きれいなリンドウが咲いている。 そうだ、もう秋だ。 いつまでも、ゆっくりしていたいが、まだまだ先が長い。 記念写真を撮ると、急いで引き返した。
by nijyouzannokotori
| 2006-09-11 06:48
| 山歩き
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