金剛山に登って、雪の写真を撮ろうと思って、富田林駅前を朝の5時50分初のバスに乗った。定刻にバスは発車したが乗客は僕以外に誰もいない。
途中で乗って来る人もいなかったので、結局出発から終点まで大型バスを借り切った状態で、途中のバス停に1回も停まらず、ノンストップで終点の金剛登山口に着いた。
到着時刻は6時20分、バスを降りて、まだ暗い道を登り始めると、20メートルも行かない所で、登山路を走って降りて来る人とすれ違った。??と思いながら登ると、その人の後に続いて次々と降りて来るが、みんな走り足だ。
その数は、ざっと4~50人はいただろうか?、その後少し途切れたが、それでもポツンポツンと降りてくる。もう頂上から降りて来たのだろうか?毎日、金剛山に登る人が大勢いるのは知っていたが、それにしても早いなあ…と思って、ふと気がついた。
毎日登る人は、登った証拠にカードに判を押して貰うそうだが、その受付が朝の6時に始まるので、それを待って降りて来たので、一斉に降りてきたのだろう。
そうすると、金剛山の頂上から20分で降りたことになるが、道理で皆走っていたのだと納得した。
それに引き換え、こちらは頂上までの長い長い登山道を、2時間近くも掛けて、頂上に着いたが、ご覧のようなお天気で、霧氷もサッパリ冴えなかった。
それが、少し明るくなってきたと思ったら急に雲が切れて青空が覗いた。やはり青空をバックにすると、樹の枝が美しくなる。
霧氷がきれいなので、上ばっかり見ていたが、ふと足元を見ると、真っ白い雪の上に木漏れ日があった。それに気がついて、それからは下ばかり撮ったが、我ながら自画自賛したくなるような面白い写真が撮れた。
その写真は近日中にアップするので是非見て欲しい。乞うご期待!