寒かった日の夕方、神戸の元町周辺の街を歩いていたら、お店の前に自転車が1台置いていた。その前に工事現場などで見かける、コンクリートを運ぶ台車に、花の苗が載っていた。
花の苗を運んでいるのだろうか、それとも台車を花壇にしているのかな?そう思いながら、壁の照明を入れて1枚撮った。
そして、この自転車はお客さんの物だろうと思ってお店を覗いたが、小さなお店の中に、それらしい人は見当たらなかった。
と云うことは、この自転車は店のオーナーの物だろう。そうすると、これは自転車ではなくて、「自店車」だ、なんてしょうもないことを考えた。
それから、意識的にその「自店車」を撮ろうと考えて、振り返ったら、道路の反対側に面した店の黒い壁の前には、白い自転車が置いてあった。
また、そのすぐ近くの店の自転車と店内の洋服は、こんな色の取り合わせだった。
この辺りの店のオーナーは、家から自転車で通っている人が多いようで、自店車が多い。
その自転車に注目して歩くと結構面白く、こんな自転車もあった。そして、写真を撮る時には気がつかなかったが、最初に撮った写真の自転車と壁は、どちらも茶色なことに、後で写真を見て気がついた。