秋分の日の夕方、万灯会の催しがあるというので久し振りに生駒市の宝山寺にお参りに行っが、近鉄の生駒駅周辺は昔とすっかり変わっていた。
以前は駅の建物を出て、車道を少し歩いてからケーブルに乗ったのに、今は駅の二階にある改札口を出ると、そのまま建物の中を通ってケーブルの駅まで行けるようになっていた。
それでも、ケーブルの車窓から見える外の景色は昔と余り変わっていないように思え懐かしかった。
ケーブルの駅から宝山寺までの坂道はもちろん、近鉄の生駒駅の改札口を出た所から、ケーブルの乗り場までの両側には、手作りの灯籠やローソクを入れた紙コップが並べられていて、明るい内から万灯会の雰囲は十分だった。
大鳥居前の参道に並べられた、たくさんの灯籠を見ながら、先ずはお参りをと奥へ進んだ。
凄い!宝山寺は「生駒の聖天さん」として、お商売をする人に深く信仰されていると聞いてはいたが、流石だ。こうゆうのがずらりと並んでいるのだから…。1億円というのもあったとよ、と家内は言っていたが世の中にはお金持ちで奇特な人もいるもんだ。
暗くなった大鳥居前の参道。
本堂前の和室では優雅な琴の演奏会も行われていた。
その本堂前の、これこそ万灯会。