関西空港の2期空港島を見学するツアーがあるが、一緒に行かないかと誘われた。今更関空の見学でもあるまいと思ったが、聞くと2期空港島は、まだ工事中なので普通なら立ち入り出来ないが、見学ツアーに限って中に入れると聞いて行く気になった。
おかしなもので「入れない」とか、「入ってはダメ」と言われれば、一層入りたくなるのが人情と云うものだ。それに空港に行くのだから、当然ながら飛行機の写真が撮れるだろうとの期待もあったし、そのツアーが無料と云うのも魅力だった。
ツアーと云っても、関空に集合してからのツアーなので、関空までは電車かバスあるいはマイカーで行かなければならない。河内長野駅前発のシャトルバスに乗ったが、バスの乗客は我々の他は3名だけでガラガラだった。
関空の集合場所からは、このバスで案内してもらったのだが、最初は船底がガラス張りの船で、護岸付近の魚を観察した。
関空は傾斜護岸にしている効果で、海底まで光が届くので海藻が育ち、絶好の漁礁になっていると説明していたが、ご覧の通り、たくさんの魚が泳いでいた。
時折こんな大きな魚も姿を見せた。釣りをすれば、いくらでも釣れそうだったが、それは禁止されているそうだ。言うならば、空港島は海を埋め立てて作ったのだが、自然保護には配慮しているのだと、関空会社は言いたくて、ツアーの真っ先にこの海を見せたのだろうか?
2期空港等から1期空港島の方を見た写真だが、島は見渡す限りの荒地って感じだった。それに、もの凄く広くて、1期空港島から離陸する飛行機も遠くてはっきり見えないほどだった。
それでも、滑走路はすでに使われていて、飛行機が次々と着陸していた。
これは1期空港等の展望デッキから離陸する飛行機を撮ったものだ。