ぼちぼちと行きまひょか
あわてたら あきまへんでぇ。「せいては事を仕損じる」って昔の人がいうてはりまっせ。ほやさかい、ぼちぼち歩いて、の~んびりと人生を楽しみまひょ。
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平標山登山口から我々を乗せた定期バスは、どんよりした空から時折激しい雨が降る中を越後湯沢駅に到着した。 明日は谷川岳に登る計画なので、ここから上越線に乗って土合駅まで行き、今夜は「土合山の家」に泊まる予定だ。 駅に着くと真っ先にビールを探し電車を待っていると、水上駅行きの上り電車がいいタイミングで来た。かっては、東京と新潟を結ぶ大動脈だった上越線も新幹線が出来てからは、ひっそりとしている。 土合駅を通るのは1日に6本のローカル電車だけだ。この数少ない電車に乗るのを今回は楽しみにしていた。それは土合駅までの間にある清水トンネルが「日本で一番長いトンネル」と、子供のころに教わった記憶があるからだ。 窓に顔をくっつけるようににして外の景色を見ていると、電車は幾つかのスキー場の真横を走って清水トンネルに入った。期待していたトンネルだが、トンネルに入ると何も見えなくなった。 外は見えないが、電車はもの凄いスピードで走っているように感じ、やはりトンネルは長かった。走っても走ってもまだトンネルの中だったが、トンネルを抜けるとすぐ土合駅だった。 「???」土合駅のプラットホームに降り立つと、青い空から真夏の太陽がギラギラと照りつけていたので、皆キョトンとした顔をした。トンネルに入る前は雨が降っていたので、驚くのも無理はない。 そうだっだ。「国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪国だった」で有名な、川端康成の小説雪国の書き出部分は、このトンネルが舞台だったのを思い出したが、「それにしても…」と不思議だった。 それと、もう一つ。土合駅と云えば、プラットホームがトンネルの中にあり、このホームから駅舎のある地上までは、462段もある階段を登らなければならない、と聞いていたのに、ホームは地上にあった。「???」と思ったが、これは仲間の説明で、僕の勉強不足とすぐに判った。 この付近は、上りと下りの線路が別々になっていて、ホームがトンネルの中にあるのは、東京方面からの下りの線路とのことだった。462段もの階段を登らずにすみ助かりはしたが、この階段を登ってみたかったので、少しがっかりした。 こうして、土合の駅裏にある「土合山の家」に泊まったが、夜半から土砂降りの大雨になった。その雨も朝食の終わる頃には上がり、谷川岳には登れそうな天気になった。しかし、山には厚いガスがかかったままで、登っても展望は期待できそうにない。 それでも、僕以外の者は全員登ると言うが、僕は展望のない山に登っても仕方がないので、皆と別行動を取り、一の倉沢に写真を撮りに行くことにいた。 一の倉沢はロッククライミングのメッカとして有名だが、写真の好きな人にも人気のある場所だ。ガスのかかった一の倉沢も悪くはないかな?そう思って出かけたのだが、ガスが多すぎて、肝心の岩場は見えない。 しかし、楽しかった。朝の8時半から午後2時まで、刻々と変化する景色に一喜一憂しながら、お弁当を食べ、水割りを飲みながら撮影を楽しんだ。 そして、谷川岳に登ったメンバーとは水上温泉で午後4時に合流した。渓流沿いの水上温泉のお湯は柔らかく、フカフカのお布団は本当に気持ちが良かった。 水上温泉の夜も大雨が降り、上越線が一時不通になったりした「そのお陰(?)」で又、また数々のハプニングがあった。それも書きたいが、それについては機会があればいつか書くとして、今回の「上越国境の山」はこれでおしまい。 ああ、本当に楽しい上越国境への旅だった。
by Nijyouzannokotori
| 2008-08-27 11:16
| 山歩き
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