ぼちぼちと行きまひょか
あわてたら あきまへんでぇ。「せいては事を仕損じる」って昔の人がいうてはりまっせ。ほやさかい、ぼちぼち歩いて、の~んびりと人生を楽しみまひょ。
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東大寺・二月堂のお水取りが余りにも有名なので、お水取りと呼ばれている「修二会」の行事は東大寺の専売特許かと思っていたが、そうではないということを最近知った。 昔の職場の先輩だったTさんに、薬師寺の「修二会薬師悔過法要」の案内状を貰って、この行事のクライマックスである「結願法要」を間近で拝ませてもらった。 橿原市に住んでいるTさんは、薬師寺の山田法胤・副住職と懇意にされており、Tさんのご子息の結婚式は、この薬師寺で行ったそうだ。そんなTさんの案内状なので、一般の人では拝めない結願法要が特別に拝めたのだ。 およそ900年の歴史を持つ、この薬師寺の修二会は旧暦の2月の末から3月の初めにかけて行っていたので、その季節に合わせて今では新暦の3月30日から4月5日までの1週間行われている。 僕が拝ませてもらったのは結願法要なので、1週間の最後にあたる先週の土曜日だった。その日は朝から快晴で桜も満開だった。 11時前に薬師寺に着き、金堂にお参りした。ご本尊の薬師如来をの前には、10種類(梅、桃、桜、山吹、椿、牡丹、藤、百合、杜若、菊)の見事な造花が飾られていた。 この花は、堀川天皇が、皇后の病気平癒を薬師如来に祈願されたところ、霊験を得て本復されたので、皇后が感謝の心を込めて、10種の造花を薬師寺の修二会に供えらた。これが10種の造花を飾る発祥となったようだ。 それ以来、毎年行われている修二会に造花を飾ることから、薬師寺の修二会は「花会式」と呼ばれている。 金堂にお参りした後、写真を撮ったりして昼食までゆっくり過ごした。 そしてお昼のご膳を頂き、桜の花の下でお抹茶のお接待を受けていると、金堂からお経が聞こえて来た。どうやら午後1時からの法要が始まったようだ。 最初は静かな読経だったが、やがてその声が大きくなったので、その声に釣られて僕達もお参りした。しかし、昼間に行われる法要には一般の参拝者も金堂に入れるので、大勢の参拝客があふれていて法要の様子は全く判らなかった。 小1時間して、法要を終えた10人の練行衆と呼ばれる僧侶たちが、鉄の杖を引きずりながら進む「先導」に導かれて金堂から出てきて、抹茶席の方へ向った。 それを見送って、法話の始まるまでの間に平山郁夫画伯奉納の「西域大障壁画」などを拝観した。3時からの山田副住職による法話は話が実に上手だったので、2時間があっという間に過ぎた。 そして夕食を終えて、「神供」、「薬師悔過行法」、「鬼追い式」と、続く結願法要のクライマックスの行事に参列して、ふと気がつくとライトアップされた西塔が夜空にくっきりと浮かんでいた。 (この行事の模様は次回にアップしますので、是非ご覧下さい)
by nijyouzannokotori
| 2008-04-12 06:06
| 折々の風景
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