ぼちぼちと行きまひょか
あわてたら あきまへんでぇ。「せいては事を仕損じる」って昔の人がいうてはりまっせ。ほやさかい、ぼちぼち歩いて、の~んびりと人生を楽しみまひょ。
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今回の旅行は「雪景色を見ながら露天風呂の温泉に入り、雪景色の写真が撮りたい」それも、せっかく行くのだから「雪がタップリ積もった後の良く晴れた日に行きたい」との虫のいい条件をつけた旅行だった。 そうなると、何より気になるのがそのお天気だ。昨日家を出る時はよく晴れていたのに、大阪駅を出発して間もなくの高槻あたりでは雪がチラついていて、遠くの山はうっすらと雪化粧をしていた。 そして、京都を過ぎ滋賀県に入ると本格的な雪景色となった。とに角、こちらは雪景色を見に来たのだからこれは楽しいし、彦根、関が原と列車が進むにつれて屋根の雪が厚くなるのが嬉しい。 ワクワクしながら雪景色を見ていたが、それにも飽きてきて、少しうとうとしたと思ったら岐阜駅に着いていた。窓の外に目をやると、今までの雪景色が嘘のようないいお天気で、青い空の下には雪のかけらも見えない。 列車は美濃大田、下呂を過ぎ飛騨川に沿って進むと、徐々に山間部に入って行くが、 一向に雪らしいものが見えない。「もしかしたら、このまま雪がないのか?」そんなことは絶対にない思いながらも、こうなると多少気になる。 ところが、その心配はやがて消えた。峠の下らしい、そう長くもないトンネルを抜けると状況は一変し、かなりの雪が積もっていた。おまけに、空からはちらちらと小雪が舞っていたのでやっと安心した。 そこから間もなく高山駅に着いた。時計を見ると定刻の12時11分だったが、先ほどまで降っていたような、真新しい雪が陽に照らされてまばゆい。 列車を降り、駅に隣接するバスセンターで「新穂高温泉行き」の濃飛バスに乗った。バスは平湯峠を目指して高山の市街を抜け、明るい太陽に輝く新雪の郊外を進む。積雪は2~30センチのようだが、道路に雪はない。 バスが山間部にかかると、青空は消え雪がチラつき出したかと思うと、すぐに向こうが見えないほどの激しい吹雪になった。そして、道路にも少し雪が見られるようになったら、除雪中のブルトザーに出会った。 バスが曲がりくねった坂道を登り、トンネルを抜け少し下ると平湯温泉だった。除雪した雪が道路脇にうずたかく積まれていて、屋根の雪は2メートを越しているように見える。それは、すぐにでも降りて写真を撮りたくなるような見事な雪景色だった。 ここから栃尾温泉まで、幾つかの温泉地を通って下って行くと、目に見えて積雪が減っていく。雪はチラチラしているが積もる程の雪ではないのが淋しい。栃尾温泉で右へ折れ、少し登った所が我々の旅館がある、新穂高温泉口のバス停だった。 ダラダラと長く書いたが、これが大阪駅を出てからバスを降りるまで、車窓から見えた昨日の雪の様子だ。とに角、雪に一喜一憂しながらに来たのに、旅館の周りは予想外に雪が少なかった。がっかりして、着いたらすぐに写真を撮りに出るつもりだったのが、なえてしまった。 それが、昨夜平湯大滝の撮影に行って気持ちがガラリと変った。今回は夜だったので暗くてよく見えなかったのだろう。もし、朝早く行けばうまく撮れるかもしれないと、帰りのバスの中で思いついた。 そこで今朝は、まだ薄暗い6時半のバスに乗って平湯大滝公園に向った。誰もいない公園の温度計はー15度と大きな赤い字で表示されていた。もちろん冷たかったが、風がないので寒いとは思わなかった。 帰りのバスの時間を気にしながら、急いで歩き急いで何枚か撮った。そして、モニターで見るが昨夜の写真と変らず滝に迫力がない。 この写真は、「gooの地域情報」から借用したのだが、この写真と見比らべれば判るように、冬は滝の前に飛沫が凍った氷の山ができ、それに積雪もあって滝の下の部分を隠しているのだ。 凍った滝は、それはそれで見ごたえがあるのかも知れないが、写真に撮ると面白くない。 自慢の落差64メートルの滝が、今は 半減どころか、1/3も見えないような気がした。 落差が自慢の滝も、大きな落差が見えないと平凡な滝になる。 期待していただけに少しがっかりして、こんな写真を撮った。これは公園内のそば道場の氷柱だ。ここで少し待てば、この氷柱に朝日が当たるかも知れないが、それを待つ時間の余裕はない。 急いでバス停まで戻ると、目の前にこんな景色が…。 しまった、こんなにいいお天気になり、こんな景色が見えるのなら滝なんか撮りに来るのではなかった。(写真の中の電線は気になったが、バスの時間が迫っていて移動出来なかった。) そして、バスの中からはこんな景色も見られた。 残念だ、悔しい!昨日は厚い雲に覆われ山が全く見えなかったので、こんな景色が見られるとは思ってもいなかった。これだったら、絵にもならない滝なんか撮りに来るより、旅館の近くで山の見える写真を撮った方が良かったのに…、と悔やまれる。 だから、昨日旅館についてフロントの人など何人もの人に「この付近の撮影スポットはどこですか?」と真っ先に訊ねたのに、だれも教えてくれなかった。ケシカラン、勉強不足でサービス精神に欠けている。なんて、旅館に八つ当たりする気持ちになった。 おまけに、バスの運転手さんは「今日のように朝から晴れている日は、昼頃から雲が出る」とのたまう。 さあ、そうなるとグズグズはしていられない。「早く帰って、早く食事をして、早くロープウェイに乗らなくちゃあ」、バスの中で走りたくなった。
by nijyouzannokotori
| 2008-02-24 22:44
| 紀行
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