前回、きれいな朝焼けとハスの花を一度に見ることができて、「三文以上の得」をした気分になったので、もう一度行ってみた。
「柳の下にいつもドジョウはいない」という、諺があるのは知っているが、ヒョットして二匹目のドジョウがいるのではと思って再び出掛た次第だ。
ただ、今度は大川杉とハスの花ではなくて、極楽寺の山門とハスの花がお目当てだった。
極楽寺の山門の上の鐘楼越しに、「黎明」という言葉が思い浮かぶような、朝焼けの空があった。鐘楼もいいが、きれいに刈り込まれた庭木のシルエットが美しかった。
僕がこの庭木に注目するのには、少し訳がある。実は先月、下見のつもりで極楽寺の場所を探しに行った時、こんな風景に出会った。
そう、丁度植木屋さんが、三人がかりで庭木を剪定している日だった。剪定しているのはこの写真で解るが、この木より山門の傍の木の方が絵になる。
そう思って、山門の右側の松ノ木を見ると、別の植木屋さんが手入れをしていた。(この写真では判りにくいが、木の陰に脚立が見えた。)その時には下の方の枝を手入れ中で、ここからは植木屋さんの姿はチラリとしか見えなかった。
残念には思ったが、もう上の枝は終わったのだろうと諦めて帰った。しかし、後でこの写真をじっくり見て、「しまった、もう少し待てば良かった」と後悔した。
この松ノ木をよく見ると、木の右半分は手入れが終わっているが、左半分はまだのようだ。もう少しすると、左半分を上の方から手入れをするのではなかったのか?
そんな思いをした植木なので、僕はどうしてもこの木に目が行ってしまう。
それはさておき、今回も急いで久品寺のハス畑に移動した。
今回も丁度日の出に間に合ったが、残念!太陽は雲に隠れていた。(今回はフラッシュを使った)
と言うことで、やはり二匹目のドジョウは居なかったのだろうか、それとも二匹目は居たと考えるべきなのだろうか?