ぼちぼちと行きまひょか
あわてたら あきまへんでぇ。「せいては事を仕損じる」って昔の人がいうてはりまっせ。ほやさかい、ぼちぼち歩いて、の~んびりと人生を楽しみまひょ。
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恒例になっている「富士山を眺める山」に、いつもの山仲間と今年も登った。昨年は二日目の沼津アルプスが雨になってサッパリだったので、今年こそはと期待して早朝の「ひかり362号」に乗り込んだ。何しろメンバーの大半がジパング倶楽部の会員なので、”のぞみ”には乗れない。 今年は初日に「浜石岳」に登り、その日は富士休暇村に泊まって、翌日「長者ヶ岳と天子ヶ岳」に登って、それぞれ富士山を眺める計画だ。京都駅から乗車した5人にも落ち合って、総勢10名様の賑やかな旅となった。 そして、名古屋を過ぎた辺りから、空模様を気にして皆が窓に目をやりだした。今日の予報は「晴れ」だったし、今もお天気はいい。しかし、「晴れていても富士山が見えないことがある」ということを皆知っている。 静岡で在来線に乗り換えて「由比駅」に向かった。「今日は富士山は見えるでしょうか?」と地元の人に聞く。「今日は絶対に見えます」という返事を期待して聞くのだが、何回聞いても地元の人は、はっきりと答えてくれない。 そして、トンネルを抜け由比駅に着いた。ホームに降りて、富士山が見えると思われる方向を見るが、それらしいものは見えない。掃除をしている、おばさんに聞くと「今日は見えないねえ」とアッサリ答えた。更に聞くと「いつもは、この方向に見えるのだが、今日は雲があるので…」と云う。 がっかりして西の方を振り向くと、こちらは真っ青な青空が広がっている。「こっちに富士山があったらいいのに」なんて、しょうもないことを考えたくなった。 駅前から、タクシーで浜石岳青少年センターに向かった。運転手さんが、ひと言「山からは見えると思うよ」と言ってくれた言葉は、気休めと知っていながら嬉しかった。 青少年センターからは自分の足での登山だが、ここから浜石岳の頂上までは4~50分の距離だ。歩き出して間もなく、先頭のモッサンが「見えた」と歓声を上げた。モッサンの指差す方向の木の上に、待望の富士山が見えた。 浜石岳頂上の芝生の向こうに、で~んと富士山が見えた。 真似をしたくなるような、この素晴らしい富士山に見入った。 いつまでも眺めていたいが、そうもしておられず「薩埵峠」へ向かって長い山道を踏み出した。薩埵峠は、駿河湾の海岸線まで山が張り出している場所で、昔から富士山を見るビューポイントとして知られている。江戸時代の画家、安藤広重(=歌川広重)の絵でも有名な東海道の中でも屈指の景勝地なので、期待して歩いた。 ところが、残念! 山の向こうに見えるはずの富士山は雲の中だ 。こんな景色を期待して歩いたのにがっかりだった。どうせ富士山は見えないのだからと、このポイントまで遊歩道を歩くのは止めて、タクシーを呼んだ。 今夜の宿はお風呂からも富士山が見えるという「富士休暇村」だ。明るい内に宿に着いて、お風呂から富士山を眺めたかったが、この薩埵峠も捨てがたいので遠回りをしたというのに…。 だけど、この様子だと休暇村からも富士山は見えないのではないか?そうすると、せっかく山登りに来たのだから、ここまで歩いてよかったかな?と、心は乱れる。 ところが、由比から富士宮まで電車に乗っている間に雲が切れてきた。そして、富士宮から宿へ向かうバスの車窓からは、雲の間に富士山が見え出した。それも、夕日を受けて赤く染まっている。 「早くしないと日が暮れる」とバスの中でイライラしているうちに、ようやく着いた。チェックインは後回しにして、早速カメラを持って宿のすぐ下の田貫湖の湖畔に降りた。しかし残念!日の暮れるのには、なんとか間に合ったが、黒い雲が降りてきてしまった。
by nijyouzannokotori
| 2007-01-23 11:45
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