昨日、同窓会?があった。同窓会といっても、一般に行われている学校の同窓会ではない。昔、同じ職場で働いた仲間達が久し振りに集まって、わいわいと語り合う会だ。したがって、参加者の年令にはかなりの幅がある。
会は昭和53年から56年にS銀行のH・M支店に在職した者を対象にした会だった。当時のH・M支店というのは、S銀行の中では小さい支店だったが、この同窓会に今回は、全部で31名集まった。
この31名という数が多いか、少ないかはともかくとして、この内女性が19名とここでも女性パワーが男性を圧倒した。女性の中にはあの当時、毎日、毎日心のこもった、本当に美味しい、栄養万点の昼食を作ってくれた二人のおばちゃんもいた。お歳は聞かなかったが、あれからもう四半世紀は過ぎているので、もう喜の寿はだいぶ過ぎていよう。
若い方は当時の新入行員だが、それでもすでに40歳は越えていて、母親としての落着いた魅力を漂わせていたり、キャリアウーマンとして、溌剌と輝いていたり、やはり三十年近くの時の経過を感じた。
男性の体型は、当時より細くなっている者の方が多かったが、女姓は千差万別、当時の体型そのままのスマートな人もいるかと思えば、当時のうん倍の体重で周りを圧倒する貫禄十分の人もいた。総じて男性より、女性の方が変っていない、というのが大方の意見だった。
そんな見かけの話はともかくとして、会は終始和やかに実に楽しい会だった。会えばお互いに若かった、あの頃にタイムスリップして、思いで話が尽きなかった。そして、又3~5年後の再会を約して別れたが、次回まで生きていられるかどうか、それは神様にお任せしよう。