アンテナ山から見た主峰の「惣山」
先週の土曜日に、いつもの山仲間とアルプスに登った。と云っても、もちろん本場のアルプスではないし、北アルプスや南アルプスでもない。
今回登ったのは、兵庫県の加古川市と小野市の境界にある「小野アルプス」だ。各地に須磨アルプスや多紀アルプスなど、△△アルプスと呼ばれる山の数は多いが、山の高さでは今回の小野アルプスが最も低いだろう。
小野アルプスには山が8個(アルプスらしく云えば8峰か?)あるが、その中で一番高いのが上記の「惣山」なのだが、それでも標高は199メートルしかないのだからアキレてしまう。
それに、地元ではこの惣山のことを「小野富士」と呼んでいるそうだから驚くが、」山の高さは別として、この山の姿で何が小野富士だ、と云うのは間違いだ。
山は見る角度によって、その形は変わる。上の写真は小野アルプスの縦走路から撮ったので、こんな形をしているが、集落の方から見ると美しい富士山なのだろう。
平野の中にある山なので、展望はいい。この方角に明石大橋が見えるらしいが、この日は見えなかった。
惣山の展望デッキから見た「紅山」
この露出した岩のアルペンムードから、小野アルプスとつけたのだろう。僕は所用があったので、この山には登らずに下山したが、登った連中(僕以外の全員)に後で聞くと、「いや中々のものだったよ」と言っていた。
中には剣岳の「蟹の横這い」「蟹の縦這い」より怖かったと、云う者もいたらしいが、それはオーバーとしても、スリルのあるコースだったようだ。
小野市観光協会発行の
「小野アルプスハイキングコース」クリックすると拡大します
小野アルプスのすぐ下、海側の山麓には山陽自動車道が走っている。