ぼちぼちと行きまひょか
あわてたら あきまへんでぇ。「せいては事を仕損じる」って昔の人がいうてはりまっせ。ほやさかい、ぼちぼち歩いて、の~んびりと人生を楽しみまひょ。
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むかし、昔のその昔、中国や四国・九州の高校を卒業したばかりの若者たち五人が、岡町にあった銀行の独身寮で初めて顔を合わせました。若者たちの中にはイガグリ頭に学生服姿の者もいました。その日から半世紀、いまだに紅顔の美少年気分でいる、昔の若者たちが今回は、信州に旅行をすることになりました。 その時の案内状です。ちょっと長ったらしいですが、読んでみてください。 今年は、いつまでも寒い日が続いてはりましたが、えらいもんですなあ、東大寺のお水取りが終わりはったら、いっぺんに、春らしゅうなりはりました。 「えっへん!」と、ここで咳払いをひとつして、 諸兄におかれましては、ご令室ともども、ますます健勝にて<充実した日々>をお過ごしのこと、大慶至極に存じ上げる。 さて、わが五月会・恒例の「五月会・青春大旅行」の実行計画を、別紙の通りご案内する。 今回は、「花の時季に、残雪をいただくアルプスの山々を眺め、また秘境の温泉に旅情をなぐさめる旅を企画せよ」との諸兄の厳命を受け、立案した名プラン中の迷プランである。 諸兄のこの厳しい要求に応えるべく、不肖、大幹事長○○○はその職を賭け、計画を練ること数ヶ月、夜を徹すること幾十夜、今ここにようやくその成案を得た次第である。 …ってな具合で、まあ、こんなもんでよろしまっしゃろ。 お天気にもよりまっしゃろうが、行ったことのある人は、みんな「よろしおましたで…」というてはります。 そやけど、ただ一つ残念なのは、元帥はんが参加できんことですわ。淋しいことでっけど、彼はちょっと体調をくずしてるんで、あんまり無理も云えんのですわ。そやさかい、まあ堪忍しとくなはれ。 あとは皆さんのご精進で、いい天気になるのを期待するだけでっせ。せいぜい気張って善行をう~んと積んでくれなはれ。よろしゅう頼のんまっせ! こんな案内状を幹事長からもらって、出かけた信州の旅はどうだったのでしょうか? 快晴の4月24日、岡山から来る「MARUさん」を乗せたひかり号に、大阪に住む「イチローさん」と「マチャアキさん」それに僕の三人が新大阪から乗り込み合流しました。名古屋から松本に向かう車内からチラッと見えた、雪の御嶽山に子供のような大歓声をあげたりしながら、松本に着きました。 明科町の長峰山からの眺めです。風格のある常念岳から、雪の多い白馬岳まで一望されます。景色が雄大すぎて、僕の下手な写真には入りきれません。ここでの説明役はもちろん僕です。蝶が岳から常念岳~大天井岳~燕岳は、昨年の夏にも縦走した山です。(写真をクリックして下さい) 長峰山から、川中島の古戦場跡にちょっと立ち寄ったりして、今夜の宿「五色温泉」に着きました。 ここは山の中にある一軒宿で、文字通りの秘湯です。古い歴史を感じる昔ながらの木の浴槽と洗い場は、ひなびた温泉宿の趣がいっぱいです。一日24時間、そして365日、こんこんと流れ込むお湯には、当然ですが入浴剤など入っておりません。この内湯や露天風呂は、清らかなに流れる谷川沿いにあり、近くの源泉から無造作に引いたパイプから、熱々の湯が惜しげもなく、流れ続けております。まだ、あちこちに残っていた白い雪も、舞台装置としての効果が満点でした。 宿の主人は先代と当代と二代続けての俳人とかで、掛け軸はもちろん、食事のお皿などにもいい句が書いてありました。わがマチャアキさんも俳句の先生ですので、句の解説をしてくれました。その中で、僕が特に気に入った句は、 万緑や聞こゆるものは山の音 でした。 本物の蕎麦を求めて、戸隠村に向かう途中の千曲川の風景です。桃に桜、そしてアンズの花が満開でした。菜の花に水仙も咲いておりました。遠くに見える山は、戸隠山と飯綱山です。こんな素晴らしい景色、これこそ極楽浄土か、天国か?イチローさんは気が早い。「向こうに行っても、みんなで旅行をしようなあ」だって…。すかさず、MARUさんが「若い頃、あんなに女を泣かせたのに、イチローさんが極楽に行けるのかなあ?」と、まぜ返したので、大笑いになりました。そう言うMARUさんも、女によくもてたので、僕なんかいつも指をくわえて、それを見ているばかりでしたが…。 白馬ハイランドホテルの窓からの八方尾根と白馬連山です。ホテルには早く着いたのですが、太陽が真上で、光の具合がよくないので、明朝の朝日に輝く白馬を、と考えていましたら、残念!朝から雨になり、山はまったく見えなくなりました。露天風呂からの眺めなんか、サイコーだったのに…。 雨の上がった安曇野の清流です。この豊富な清流を引いて、ワサビを育てるのです。
by nijyouzannokotori
| 2005-04-27 11:12
| 紀行
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