青森では雨が降っていたので朝の散策ができなかったが、今日の秋田は快晴。
「キャッスルホテル」と云う名前の通り、ホテルのすぐ近くに秋田城址があったので、カメラを持って出かけた。
お堀にはハスの花が咲いていたが、昇ったばかりの太陽は城跡の森に遮られて、ハスにはまだ陽が当たっていなかったので、そのまま城跡に入った。
そして、そう広くもない城跡を一周して出てくると、ハスにも陽が当たっていた。今日は本当に暑くなりそうな強い日差しだ。
9時に秋田を出発し、角館の武家屋敷を見学して夕方山形に着いた。そして風呂にも入らず、あわただしく夕食を済ませた。花笠まつりは6時に始まるので忙しいが、踊りをホテルの前で見学できたのは有難かった。
しかし、花笠音頭は曲のテンポが遅く、踊りの振りも単調で、しかも踊る人に高齢の人が多かったので物足らなかった。
最近は「よさこい祭り」や「よさこいソーラン」それに「阿波踊り」などに押されて、花笠まつりの人気は下降気味だと聞いていたが、それが解かるような気がした。
それに比べると、こちら「仙台の七夕まつり」は元気だ。それぞれが工夫をこらした「七夕飾り」は豪華で見ごたえがある。
青い空をバックにした七夕飾りも美しいし、
風に揺れる七夕飾りも風情がある。
いや、それより<この喧騒>、<この活気>。この暑い暑い「真夏の真昼間」に、どこからこれだけの人が、と思うほどの人だ。
ここが書き入れ時とばかりに、客を呼び込むお姉さんも元気だ。この雰囲気に酔ってしまうのか、お客は次々と商品に手を出していた。
ああそうだ、ここは仙台、楽天イーグルスの本拠地だった。今年の楽天の成績はもう一つだが、仙台の七夕祭りは本当に元気だった。