いつものように今回も早起きをして、奈良県の御所市にある極楽寺に日の出前の写真を撮りに行った。最初の24日は家を出るときはいい天気だったが、竹ノ内峠を超えると奈良県は黒い雲が多かったので、そこで引き返した。
そして翌25日は晴れているが、暗くてはっきり見えない空には高い雲が少しあるようだったので、好条件と判断して再び出かけた。
極楽寺に着いたら山の稜線付近が少し赤くなり、金星が輝いていて、きれいな朝焼けになりそうな気がした。(4時44分)
待っていると、どんどん明るくなってきたが低い所にある黒い雲が気になりだした。
(4時57分)
その黒い雲が東の空いっぱいにに広がってきてたので、今日は駄目だと撮影を諦めて駐車上に降りた。丁度そこへ1台の車が着いて、その車から降りて来たのは偶然にも富田林の写真仲間の4人だった。
「遅すぎましたか?」と、遅くなったのを気にしているようになので、「いや、遅くはないですが、変な雲が出てきたので…」と説明している内に急にその黒い雲が消えて、空が赤くなってきた。
もう話どころではない。みんな大慌てで、本堂前に駆け上がって撮った。(5時15分)
後から来た写真仲間は、この後昆虫館に行くとかで引き続いて日の出などを撮っていたが、僕は急いで千早の棚田に向った。